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「心の痛み」と「身体の痛み」は一緒!?

◆心の痛みは、細胞の痛み。

こんにちは。

ココロ研究所の川端康稔です。

年度末ですね…。

皆さんのココロの調子はいかがですか?

さて本日は、ココロとカラダの関係についてお話しします。

突然ですが皆さんは、ココロは痛みますか?

皆さんは、ココロの痛みを知っていますか?

「そのくらい知ってるよ!伊達に辛酸なめてきてないんだ!」

なんて声が聞こえてきそうですね。

以前にもご紹介しましたが、『唯脳論』や『バカの壁』で有名な解剖学者の養老孟司さんは、

「心臓や血管をいくら解剖しても、循環というモノが出てこないように、脳や感覚器官をいくら解剖しても、心というモノは出てこない。なぜなら、循環が心臓や血管の機能であるように、心も脳という器官の作り出す機能であるからである。」

ということをいっています。

つまり、

「ココロという臓器」はない、ということですね。

しかし実際に痛みを感じるような気もしますし、昔から「ココロが痛む」という表現をしてきました。

物理的刺激があるわけでないのに、「痛み」という比喩を使う…。

心が痛むのは人類共通の症状のようで、多くの言語に共通して存在しています。

なぜでしょう?

◆実は本当に身体と同じ痛みを感じていた!

脳は、社会的な痛みを肉体的な痛みのように感じるようにできています。

心を傷つけられることは足を折られることと同じなのです。

また、周囲の人から拒絶された時の,いわゆる心の「痛み」には,身体の痛みと共通するメカニズムがあることがわかっています。

以下、実験で科学的に研究された結果です。

テレビゲームを使って行われた実験で、被験者には、「3人でバレーボールのテレビゲームをやってもらいます。」と告げます。

はじめは皆でボールを回しながら楽しんでいますが、ある時、相手の2人からボールを回してもらえなくなります。

すると、痛みに反応するのと同じ脳の部位が活性化してくることが確認されました。

脳が痛みを感じる部位は、肉体的な苦痛を感じた場合に、この痛みを処理するために活性化する部位と同じであることが判明したのです。

疎外感が強ければ強いほど脳の肉体的苦痛を処理する部位はより活動的になることがわかったのでした。

そのメカニズムは、ストレスを感じるホルモンの分泌により、鼓動が苦しくなったり、チクチク痛んだり、ひどくなると細胞を傷つけたり、というものです。当然、痛いわけです。

◆どうして孤独で痛みを感じる?

もともと痛みは、危険から身を守るためにあると考えられています。

ヒトは社会的動物であり、社会から孤立してしまっては、生きていくのが難しい時代が長く続きました。

なので、自分が「除け者」にされているかどうかを、いつも敏感にモニターしている機能を身につけました。

そして、孤独になると脳に緊急信号が送られ、「群れへ帰れ!仲間にかまってもらえ!」と指令が下ります。

孤独感とは、危険を知らせる脳へのメッセージだったのです。

◆あなたの身体の痛みも、心の痛みが原因かも

痛みや不調の原因は、物理的肉体の患部だけではありません。

痛みは自分が直面したくない心のトラウマやプレッシャーなどから、目をそらす役割を果たしています。

なので、痛みに悩む人の原因は、その人の心の奥に抑圧された怒りや不安などの感情であり、本人がそれを突き止めれば回復していく。

われわれカウンセラーやセラピストは、そのことを「気づき」と呼んでいます。

痛みの根本原因を取り除くと、様々なことに対して、落ち着いて冷静に、また心地よく対処できるようになります。

もしご自身で、気づきを得るのに困難を感じているのなら、ぜひココロ研究所へ。

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