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ココロの形を変える

相手の心を変化させたいときは…。

こんにちは。

所長の川端康稔です。

今日はココロの変化について乱暴にザックリとお話ししてみたいと思いますw

この方法を用いれば、かなりの確率で相手の心に変化を及ぼすことができます。

まずは人間が人生を生きるとき、2つの世界が必要であることを抑えておきましょう。

①物理空間(物質の世界)

②情報空間(記憶と感情と思考の世界)

 

で、特に重要なのは情報空間です。

この情報空間をどのような世界にするかはひとりひとりが自由に決めることができます。

ちなみに物理空間とは、物理法則の働く時空の世界のこと。机や椅子や建物、それらの距離、移動時間、それだけでは何の意味も無い空虚な物質そのものの世界です。

 

情報空間とは物質や事象に意味を持たせる世界です。物理空間から受け取った感覚、知覚(意味づけ)、認知(判断・解釈)、情動(一時的で急激な感情の動き)、それらで形成された「こうに違いない」という思い込みの世界です。

 

お金を例に考えてみましょう。

お金はただの紙切れ(物質)であってそれだけでは何の意味もありません。

そこにルールや価値観という情報がともなってはじめて機能します。

この世に自分一人になったり、原始時代にタイムスリップしたら実感できるかもしれません。

本当に欲しいのはお金ではなく、食べ物だったり、人間関係、等々、命と直結するモノのはずです。

 

もともと意味を持たない物理空間に、非論理的な意味づけをしすぎると大切なモノを見失ってしまいます。

逆に、相手に何が大切かを見失わすためには、意味づけに小細工をするとよい、ということにもなります。

 

そもそも物理空間が意味づけによってのみ成り立つのであれば、物理空間自体も情報空間に含まれる、と考える事もできます。

この世の全ては脳が情報として受け取るからこそ存在しているとも言えるからです。

 

現在では、脳を電極でつなぎ刺激を送るだけで、あたかも海にいる感覚を味わえたり、記憶を合成したり、過去の記憶の中に体感覚をリアルに感じながら浸ることもできます。電極などつながなくても寝ているときの夢がまさにそうですね。本当に物質世界があることさえ怪しいと考える人たちもいます。

さあ、そんな外界からの情報にあふれ、夕日をみて「キレイだなぁ」と感じるようなゆとりさえなかなか持てない現代社会。

人間は、ただ太陽が西に傾いている現象に過ぎない夕日に、やさしい暖かさを感じたり、美しさや悲しさ、情熱等を感じることができます。この機能が失われると動物としての「ヒト」はとても生きづらくなります。なぜなら人間も動物であり、動物は感じて動く生き物だからです。

また、人間は一日中、無意識に思考し続けます。

なぜなら、いまより安全に、そしてより良くなりたいからです。

その思考が正しい情報と理屈で構築できていればいいのですが、間違った理屈で思考していると当然、意に反する間違った結果へと導かれます。

そしてそれは自己暗示として自分を苦しめ続けます。

泣いている人に元気出せよ、笑えよ、と言っても効果がないのと同じ。

泣き止むことはできても、それは泣くのを我慢している状態でしょう。泣きたいから泣いているのに笑えよ、では矛盾が生じます。

 

泣いてる本人も矛盾を抱えています。

無意識は涙を流すことによって、脳から分泌されるホルモンの「プロラクチン」や、副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質を涙と一緒に体外に流れ出そうとして、同時に涙に含まれるエンドルフィンに似た物質によってココロを癒やそうとしている。

しかし泣いてはいけない、という涙に対する意味づけや思い込みによって、どうしていいかわからなくなっています。

基本的に、相手の心を自分の思い通りに変化させることはできません。

というより、そう考えた方が健全だと思われます。

なぜなら、人はそれぞれ自由に生きる権利を持っていますし、自分の意思で変化するものだからです。本人が望んでもないのに変化させようとするのは、かわいそうとか失礼とかではなく、単純に無理です。ナンセンス。

しかし、なんとかしてあげたいという真心が働いたときは、相手の心を変化させてあげられたら、と思うのも人の情です。

泣いている人に元気になって欲しいときはその人の中の「感情」「思考」「思い込み」それぞれに働きかける必要があります。

泣きたいという感情に加え「私は今泣いて当然」という暗示が入っている人に対しては論理的な言葉や思考だけでアプローチしても効果はないのです。

つまり、相手が望まないことを、望む形に変化させること、心で心にアプローチする方法も同時に取ることが重要だということです。正確に言うと、望んでいることである、ということを思い出させる(気づかせる)ということです。

そのためには、まずは相手の心を受け止めながら(受容)、同調(共感)し、チャンネルを合わせます。

そして徐々に、相手ではなく自身の感覚をよい方向に変化させていきます。

すると、その人の無意識もつられて、泣くのをやめる→笑顔になると頭では気づかないうちに変化していきます。

 

相手の心を変化させることは、すなわち相手の情報空間に変化を及ぼすことなので、相手の感じている感覚を自分にどれだけ投影できるか、ということになります。

 

受容(相手の意を受け止める)

共感(相手の立場であれば、当然そのようになるだろうと感じる)

同調(バランスを取りながら、徐々に自分の調子にシフトしていく)

 

このようなアプローチが望ましいと思われます。

※受容の前に当然ラポールが形成されている必要があることも申し添えます。

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