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前世療法について

施術を受ける際の心構え

こんにちは。

所長の川端康稔です。

今回は、

「前世療法について」

お話をします。

サブタイトルのような、

「施術を受ける際の心構え」

などと言うと、なんだか構えてしまうかもしれませんが、このところ施術をするたびに思うことがあり、久しぶりにブログでご説明しようと思いました。

その思うこととは、

「『前世療法』をお願いします」

というお問合せについて。

とても多いことから憂慮しています。

前世療法は1980年代に、ブライアン・L・ワイス博士という人が前世療法という施術法を紹介し、瞬く間に世界中に広がり、日本にも上陸しました。

しかし、現在米国では前世療法による訴訟が頻発し、施術の結果、いらぬ思い込みで脳が害されたり、家族が崩壊したり、事件に発展したり、また人生そのものに悪影響を及ぼす可能性があることが分かり、現在ほとんど行われなくなっています。クライアントが話した内容はほぼ全てが脳が作りだした虚偽記憶であることを疑わないセラピストは通用しない時代になっています。

それに引き換え我が国では、スピリチュアルブームともあいまって、今でも前世療法を売りにしたビジネスが横行しています。危険なセラピーであることを知らずに施術を受けようとするクライアントが後を絶ちません。セラピストがクライアントをだますことをわかっている、つまり確信犯的な人間ならまだしも、中にはセラピスト自身が宗教者もどきを気取り、そのあたりを認識していない場合が多く見受けられます。私自身「宮司」という宗教者ですから、セラピストの偽物はよくわかります。

本当にそれが前世であるとクライアントに伝え、惑わすことに何のためらいももたないような者はセラピストの風上にも置けません。ビジネスとして考えた場合にはだまされるクライアントが悪いのでしょうから何とも言えませんが、私はそれらのセラピストには批判的です。

しかし、誤解なきように、私は全ての前世療法の全てが悪いと言っているのではありません。

前世があるかないかは、セラピーとは別の問題です。

前世など無い、というあくまで科学者らしい毅然とした立場で施術した結果、本当に前世の記憶らしい者が出てきた例もごく少数ながらあることも知っています。

一番重要なポイントは、それが前世かどうかではなく、クライアントが改善するかどうか、です。

現在の人生を前世のせいにすることで立ち直れるような人はなかなかいないのです。なかには良くなる人もいるかもしれませんが、多くの人が人生に絶望し、前世がこんななら、今回の人生はもうなんともならない、と生きるのをあきらめてしまいます。また、自身に都合のいい前世を虚偽記憶で作りだし、それを信じてしまえば、それが都合の悪いものであった場合、その思い込みを解くのは至難の業です。トラウマを引き出し、取り返しのつかない状況になることもあります。

つまり、ヒプノセラピーで人生が改善する可能性はとても低いどころか、ある意味危険、です。

なので施術を受ける心構えとして、次のことを覚えておいてください。

①もし、看板に「前世療法」かかげ、前世療法を売りにして「ヒプノセラピスト」を名乗っている人がいたら、まず間違いなくニセモノで、信用のおけないセラピストだと思って間違いないでしょう。

②ヒプノセラピーだけを売りにする人にも注意が必要です。ヒプノセラピーは万能ではありません。催眠状態に入るには現時点でのクライアント自身の能力が関わってきます。この能力は訓練によって伸ばすこともできますが、「100%催眠にかかって、あなたは改善します!」などと豪語する人は完全に嘘です。

ヒプノセラピーは心理療法の一療法に過ぎません。

そのことをちゃんと説明してくれるセラピストをおすすめします。

皆さんの人生がより良いものとなりますように。

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